ニースからエクス・アン・プロヴァンスへは、電車よりも便利でラクそうな LER バスで移動することにしました。バスは、エズ行きのバスと同じターミナル Gare routiére / Vauban を出発します。Vauban はニースのバスターミナルの中では発着するバスが一番多い だだっ広いターミナルです。正しいバス発着所を探すのに時間がかかったら困ると思ったので、エズに行く前日には Vauban の Gare routiére を下見しました。そのときに エクス行きのバス発着所も確認しておいたのですが、ターミナルには発着所の案内図もあったので、下見とかしなくても当日少し早めに行けば大丈夫だったなと思いました。でもやっぱり、前もって知っておいて安心したい性質です。
エクス・アン・プロヴァンスを経由してマルセイユまで行く LER バスです。
広いターミナル、Nice Gare routiére。トラム駅 Vauban からは2,3分歩きます。
たくさんのバスが発着します。発着所の案内図もありました。エクスへ行くバスはLER の 20番。
ニースを発つ2016年6月20日(月)、7時前にホテルを出てトラム駅近くのパン屋さんで朝食のパンを買いました。
このお店、美味しそうなお菓子も朝からたくさん並んでいました。
バスは、事前にウェブサイトで入手していた時刻表では7時45分発でしたが、7時50分発に変わっているみたいでした。ちなみに料金は ウェブ入手情報では26.50ユーロでしたが実際は29.40ユーロでした。
時刻表ではエクスに11時到着です。 到着後、午後はリュベロン地方の小さな村を訪ねる現地ツアーに参加の予定なので、到着が遅れてもアセらないよう余裕をもってこの時間のバスにしました。
清潔な車内に快適シート、乗客はまばらで、はりきって一番前の席に座りました。出発したのは7時55分ぐらいでした。
Vauban を出て、空港ターミナル1にも停まります。謎の巨大オブジェがありました。
Mandelieu に到着、9時前。このバス停まではどんどん人が乗り込んで来ていました。
高速道路の案内表示にエクス・アン・プロヴァンス AIX en Pce. が登場しました。向かってる~ ってわくわくしてきます。
Fréjus に到着、9時20分ぐらい。
Fréjus を出て少ししたらかっこいい山が現れました。
Brignoles 到着、10時15分
トリコロールの警察署、オサレ~
Saint-Maximin に到着、10時45分
次に停まるのがいよいよ目的地エクス・アン・プロヴァンスです!
バスが走る間中ずっと、カメラ片手に窓の外の景色とバスの時刻表と地図を交互にチェックし、乗り物好きの小5男子のようになっていました。他の乗客はほぼ全員 余裕で寝ていたし、ひとりだけよく動く存在だった私は運転手さんの興味対象になったようで、「ここまで出てきて写真撮ってもいいよ」とか言われてフロントガラスかぶりつきの位置まで行ってみたりもしました。でも3ステップぐらい高い位置にある座席からの眺めの方がやっぱり良かったし、運転手さんは 運転中なのに真横に立っている私を見ながら話しかけてきて危なかったので、少し話した後で席に戻りました。3時間ちょっとのバス旅でしたが、そんな感じで全く飽きることなく楽しめました。
この地方特有の石灰質の山、サント・ヴィクトワール山が見えてきました。エクスはもうすぐです。
サント・ヴィクトワール山が見え始めてから15分ぐらい、山の写真ばかり撮っていました。雄大な山の迫力に圧倒されてしまいました。
11時15分ぐらい、エクス・アン・プロヴァンスのバスターミナルに到着です。ここもたくさんのバスが発着している大きなターミナルでした。帰国のとき 早朝マルセイユに向かうバスもここから出ています。
エクス・アン・プロヴァンスは いたるところに噴水がある 泉の町だそうです。ターミナルから、エクスで一番大きな噴水があるド・ゴール広場まで歩いて10分ぐらいでした。
こんにちは、エクス・アン・プロヴァンス!
ホテルに続く道。なんかいい感じ。。そしてここはニースよりも暑いです。
ホテルに無事到着。今日から3泊する Hotel du Globe です。
部屋は白でまとめられていて清潔感があるしベッドも広いし、この旅の中で一番 部屋レベルが高くてテンション上がりました。旅の最後のホテルがここでよかった!
センスが光る
部屋の窓から見上げます。屋上、後で行ってみよう。
午後のツアーは13時20分に集合です。朝ニースを発つときに買った2つのパンの残りひとつを食べて(ひとつはバスの中で食べました)少しゆっくりしたらまた出発です。
このパン、アーモンド風味のクリームが入っていて、ほどよく甘い。すごく美味しい。。あーなんかほっとするー。。。
ニースからエクス・アン・プロヴァンス への大移動(?)を無事遂行し、ホテルの部屋も快適で、満足感に肩まで浸かって 束の間ぼーっとなったのでした。